「最近Switchの調子が悪いから新しい本体を買い替えました。データを移行したいけれどやり方がよくわからない」
「家族で共有して使っていたけれど、自分専用のSwitchを買ったのでユーザーのセーブデータを移動させたい」
「移行元のSwitchにユーザー情報を残したまま、セーブデータのみ移行したいけど方法がわからない」
本記事では上記のような方に、「Switchのデータ移行の手順」を解説しています。
画面ごとにスクショを取って詳細に説明していますので、手順に沿って移行作業を行うだけでSwitchのデータ移行ができますよ。
新しいSwitchに引っ越してデータを引き継ぎ、気持ちよく続きをプレイしましょう。
もくじ
Nintendo Switchのデータ移行のやり方は大きく2種類ある
Nintendo Switchのデータ移行方法は大きく分けて2つあります。
- 新しいSwitchに乗り換える「ユーザーの引っ越し」
- データを移し換える「セーブデータの引っ越し」
それぞれの違いは、下記のとおりです。
ユーザーの引越し | セーブデータの引越し |
---|---|
・Switchを買い替えた場合 ・今まで家族と共有してSwitchを使っていたが、自分専用のSwitchを購入し、データを引っ越す場合 | ・移行元のSwitchにユーザー情報を残し、セーブデータを移行する場合 ・新しいSwitchに、セーブデータのみ移行したい場合 |
それぞれ詳しく解説していきますので、ご自身の当てはまる方でSwitchのデータ移行をしてくださいね!
それでは、早速みていきましょう!
Switchのデータ移行方法1:新しいSwitchに乗り換える「ユーザーの引っ越し」
※移行元、移行先のSwitch両方で遊ぶ場合は、ユーザーの引越しを行わず、移行先のSwitchで新たなユーザーを作成してニンテンドーアカウントの連携を行なってください。
ユーザーの引っ越し・セーブデータの引越しは移行元と移行先のSwitchを同時に操作します。
移行元のSwitchと移行先のSwitch、あらかじめそれぞれ充電しておき、最新バージョンへアップデートしておきましょう。
また、データ移行が完了すると移行元のswitchのデータは消えてしまいますので、注意しましょう。
手順1【両方のSwitch】設定→ ユーザー → ユーザーの引っ越しを選択
移行元、移行先両方のSwitchで設定を開きます。

次に「ユーザー」→「ユーザーの引っ越し」の順に選択します。


「ユーザーの引越し」を選択すると「近くの本体同士で通信して、ユーザーとセーブデータを一人分引っ越します。」と表示されます。

この文言が表示されたら「つぎへ」を選択してください。
「つぎへ」を選択すると、「引っ越すユーザーが購入していたダウンロードソフトは、元の本体で遊べなくなり、引越し先のニンテンドーeショップからダウンロードして遊べるようになります。」と表示されます。

問題がなければ「引越しする」を選択してください。
手順2 出ていく本体・引っ越し先の本体をそれぞれ選択
出ていく本体(移行元の本体)か、引越し先の本体(移行先の本体)か聞かれますので、それぞれのSwitchで選択してください。

手順3 出ていくユーザーを選択し、データを移行
移行元の本体側は「だれかほかの本体へ引っ越しますか?」と、聞かれますので、移行したいユーザーを選んでください。
※なお、選んだユーザーはニンテンドーアカウントに連携されている必要があります。

移行先の本体は「ログイン」と表示されますので、移行元のユーザーと連携しているニンテンドーアカウントにログインしてください。

ログインに成功すると、移行元のSwitchで「つづける」を選択し、移行先のSwitchで「次へ」をそれぞれ選択します。


移行元のSwitchで「引越しする」を選択します。すると、移行先のSwitchで「出ていく本体が見つかりました」と表示されます。

どちらの画面にも「~さんのユーザー情報とセーブデータを引っ越しました。」と表示されます。これで、ユーザーの引越しは完了です。

セーブデータの引っ越し
この方法でデータ移行を行う前に、注意事項が3つありますので、ご確認ください。
- データ移行には、インターネットの接続が必要です。
- データ移行の前に移行元と移行先の両方のシステムバージョンを最新にアップデートしておいてください。
- 移行先に同じゲームソフトのセーブデータがある場合、移行元のデータが上書きされます
セーブデータの引っ越しはNintendoアカウントで連携しているユーザーのみ可能
セーブデータの移行は、ニンテンドーアカウントを連携しているユーザー間だけで行えます。
まずは、移行元、移行先それぞれのSwitchを同じニンテンドーアカウントを連携しておきましょう。
まず初めに、インターネットに接続し、ホーム画面からマイページへ移動します。


マイページのプロフィールから、「ニンテンドーアカウントと連携」を選択します。

登録したニンテンドーアカウントのメールアドレス、パスワードを入力すると、ニンテンドーアカウントと連携ができます。
手順1【両方のSwitch】設定 → データ管理 → セーブデータの引っ越しを選択
同じニンテンドーアカウントに連携が完了したら、それぞれのSwitchで「設定」を開きます。

「データの管理」→「セーブデータの引越し」の順に選択します。


手順2 データの受け渡しの指定を行う
「近くの本体同士で通信して、セーブデータを送ります。」と表示されます。
移行元のSwitchは「ほかの本体へ送る」、移行先のSwitchは「受け取る」を選択してください。

次に、「誰のセーブデータを送りますか?」と聞かれるので、送りたいセーブデータがあるユーザーを選択してください。

選択すると、移行元のSwitchに入っているゲームのセーブデータが表示されます。

移行したいセーブデータを選択すると、「セーブデータを送る」と表示されますので押してください。

移行元のSwitchに「セーブデータを送りました」、移行先のSwitchに「セーブデータを受け取りました。」とそれぞれ表示されます。

これで、セーブデータの移行は完了しました。
Switchを複数台併用する場合は注意が必要
セーブデータの引っ越しを行うと移行元のSwitchからはデータが消えます。また、いつも遊ぶ本体に設定していない場合、オフラインでは使えない様になるので注意しましょう。
セーブデータお預かりサービスを使用すると複数の端末で続きからプレイ可能
セーブデータお預かりサービスを使用すると、移行元のSwitchのデータを消すことなく移行先のSwitchにデータを移せます。
ニンテンドー公式が提供している「セーブデータお預かりサービス」を利用すると、自動でニンテンドーのデータベースに保存されます。万が一データが壊れてしまっても安心です。
セーブデータお預かりの注意点
セーブデータお預かりの注意点を以下の5つにまとめました。ご利用する際は参考にしてみてください。
- セーブデータお預かりを使用するには、Nintendo Switch Onlineに加入している必要があります。
- 1ソフトにつき、セーブデータは1つしかバックアップできません。※ただし、バックアップできる容量制限やソフトの本数には限りがなく、いくつでもバックアップの作成が可能です。
- バックアップしたセーブデータは、同じニンテンドーアカウントを連携した別のSwitchにもダウンロードできます。
- インターネット環境下でのみセーブデータのバックアップやダウンロードが可能です。
- セーブデータお預かりに対応しているソフトのみバックアップが可能です。
セーブデータお預かりに対応しているソフトか確認する方法
セーブデータお預かりに対応しているソフトか確認する方法は、まず初めに本体をインターネットに接続します。
次に、ホーム画面に移り、ソフトのアイコンにカーソルを合わせて+ボタンを押します。
その後、「セーブデータお預かり」を選択します。
この時に、セーブデータお預かり機能に非対応の場合、「このソフトはセーブデータお預かりに対応していません。」
と表示されます。
この文言が表示されれば、「セーブデータお預かり非対応」・表示されなければ「セーブデータお預かり対応」となります。
セーブデータのバックアップをとる
セーブデータのバックアップ方法は、以下の2つです。
- 自動バックアップ
- 手動バックアップ
自動バックアップと手動バックアップの手順を解説しますので、しっかり読んで参考にしてみてください。
自動バックアップ
「セーブデータお預かり」→「設定」の順に選択し、セーブデータの自動バックアップをONにします。これで、スリープしている間に自動的にバックアップがとられます。
手動バックアップ
自動バックアップでは、全てのソフトのバックアップがとられますが、手動バックアップはソフトごとにバックアップができます。
まず初めに、HOMEメニューでソフトのアイコンにカーソルを合わせ、+ボタンを押します。
次に「セーブデータお預かり」→「対象ユーザー」の順に選択します。
最後に「セーブデータのバックアップ」を選択すると、現時点のセーブデータがバックアップされます。
セーブデータをダウンロードする
セーブデータお預かりでセーブデータのバックアップがサーバーに保存されたら、次はセーブデータをSwitchにダウンロードします。
こちらもバックアップ同様、自動・手動の2種類の方法があります。
自動ダウンロード
「セーブデータお預かり」→「設定」→「セーブデータの自動ダウンロード」をONにします。
セーブデータの自動ダウンロードをONにしておくことで、サーバーに預けたセーブデータがほかの本体から更新されたときに、自動でダウンロードされます。
手動ダウンロード
手動ダウンロードでは、ソフトを選択してセーブデータをダウンロードできます。
まず初めにHOMEメニューでソフトのアイコンにカーソルを合わせます。
その状態で+ボタンを押します。その後、「セーブデータお預かり」→「対象ユーザー」→「セーブデータのダウンロード」の順に選択します。
これで、セーブデータがダウンロードされます。
miniSDカードでのセーブデータ移行はできない
microSDを使ってセーブデータ移行はできないの?
という疑問をよく耳にしますが、セーブデータの移行はできません。
microSDに移行・保存できるデータは、以下の2つです。
- ゲームソフトのデータ
- 画像や動画のデータ
参考元のニンテンドー公式サイトに、より詳しいことが書かれていますので気になる方はこちらからチェックしてみてください。
Nintendo Switch サポート│microSDカードについて│Nintendo
データ移行で不要になったSwitchは買取に出そう

データ移行で不要になったSwitchを捨てるのではなく、買取に出しましょう。
買取価格は時期によっても変動します。以下は、ゲーム王国の買取の一例です。
Switch | Switchライト | Switch有機ELモデル | Switchバッテリー強化版 | |
---|---|---|---|---|
箱あり完品 | 16,985円 | 11,341円 | 23,475円 | 20,814円 |
箱なし | 14,624円 | 10,935円 | 15,657円 | 15,344円 |
ジャンク | 5,480円 | 3,648円 | 4,580円 | 5,410円 |
ゲーム王国では高価買取、さらに初めての方は買取価格10%UPキャンペーンも実施中です!
LINEで気軽にお問い合わせできますので、この機会にぜひお友達追加をお願いします。
まとめ:Switchの2つのデータ移行方法を活用しよう
今回は、Switchのデータ移行の方法を2つとセーブデータお預かりサービスの方法をご紹介しました。最後にまとめますと、以下のとおりです。
Switchを買い換えて、新しいSwitchにユーザーデータを移したい場合は「ユーザーの引越し」
移行元にユーザーデータを残し、セーブデータのみを移行したい場合は「セーブデータの引越し」
複数台でSwitchを使いたい時は「セーブデータお預かりサービス」
ユーザーの引越し
- それぞれのSwitchで「設定」→「ユーザー」→「ユーザーの引っ越し」の順に選択し、「次へ」を押す
- 移行元のSwitchで「出ていく本体」移行先のSwitchで「引越し先の本体」をそれぞれ選択
- 移行元のSwitchで移行するユーザーを選択。移行先のSwitchで移行するユーザーと連携しているニンテンドーアカウントにログイン
- 移行元のSwitchで「続ける」、移行先のSwitchで「次へ」をそれぞれ選択
- 移行元のSwitchで「引越しする」を選択
セーブデータの引越し
- 移行元、移行先のSwitchで同じニンテンドーアカウントを連携
- それぞれのSwitchで「設定」→「データ管理」→「セーブデータの引越し」を選択
- 移行元のSwitchで「他の本体へ送る」を選択。移行先のSwitchで「受け取る」を選択
- 移行元のSwitchで移行したいセーブデータが存在するユーザーを選択し、ゲームソフトを選択。その後「セーブデータを送る」を選択
セーブデータお預かりサービス
手動の場合
- Switchをインターネットに繋ぐ
- HOMEメニューでソフトのアイコンにカーソルを合わせ、+ボタンを押す
- 「セーブデータお預かり」→「対象ユーザー」の順に選択
- 「セーブデータのバックアップ」を選択
- HOMEメニューでソフトのアイコンにカーソルを合わせて+ボタンを押す
- +ボタンを押し、「セーブデータお預かり」→「対象ユーザー」→「セーブデータのダウンロード」の順に選択
自動の場合
- 「セーブデータお預かり」→「設定」の順に選択し、セーブデータの自動バックアップをONにする
- 「セーブデータお預かり」→「設定」→「セーブデータの自動ダウンロード」をONにする
セーブデータやユーザーデータの移行が簡単にできることをお伝えできたかと思います。
この記事が、Switchのデータ移行の役に立てば幸いです。ぜひ、自分に合った方法でデータ移行を行ってくださいね。