PlayStation2(PS2)の次世代機として2006年に発売されたPlayStation3(PS3)。
久々に起動してみたら異様なほど大きな音がした。もう遊ばないから売りたいけど、掃除や手入れがめんどくさい。そう感じたことはありませんか?
この記事では、再稼働や売却前にも役立つ、PS3のクリーニング方法を紹介します。
写真を交えながら、分解を伴わない方法のみ紹介するので、抵抗なく取り組むことができるでしょう。
あなたもぜひ、PS3のクリーニングに挑戦してみてください。
PS3をクリーニングしないとどうなる?

PS3をクリーニングしない場合、いくつかのリスクを伴います。
長時間の稼働や同時複数処理を行っていると、PS3が大きな異音を立てたことはありませんか?
これは多くの場合、冷却ファンにおけるホコリの蓄積が理由です。
PS3の内部に備わる冷却ファンは、熱暴走や故障を防ぐための部品です。
では、通風孔にホコリが蓄積するとどうなるのでしょう。
冷却ファンの生み出した風を外へ排出できないと、PS3内部の熱を冷却できなくなります。その結果、熱暴走や故障を招いてしまいかねません。
また、本体外観の傷や汚れ・ホコリも掃除すべきです。それらが蓄積すると、機器の劣化を早めてしまうでしょう。
傷や汚れ・ホコリを放置したままだと、PS3の曲線的な本体デザインも損ないかねません。
このように、PS3のクリーニングが不足していると、機器の外部や内部を劣化させてしまうのです。
準備:PS3のクリーニング前にやるべきこと
PS3のクリーニング前にやるべきことがあります。
- 本体からディスクを抜く
- 本体に接続しているケーブルやコントローラを取り外す
- 本体の電源を完全OFFにする
まずは、本体からゲームディスクを取り出しましょう。
ケーブルやコントローラーなどの周辺機器もすべて取り外し、電源を完全に落としてください。
通電している状態でクリーニングをはじめてしまうと、感電のリスクがあります。ケーブル類が引っかかり、断線する恐れも否定できません。
身の安全を確保するためにも電源オフを徹底しましょう。
掃除前に用意したいアイテムは?
PS3を掃除する前に用意したいアイテムを紹介します。
- 乾いた柔らかい布(マイクロファイバークロス)
- 綿棒
- 掃除機(ハンディクリーナー)
クリーニング中に傷をつけないため、乾いた柔らかい布を用意しましょう。マイクロファイバークロスならホコリを取りやすいですよ。
細かい部分や溝の掃除には綿棒が適切です。
ホコリを除去するために掃除機も用意しましょう。ハンディクリーナーは小回りが利くのでオススメです。
落ち着いて作業に取り組むために、事前に準備しておくことを推奨します。
実践! PS3のクリーニング・掃除を行おう
では、PS3のクリーニングに取り組んでみましょう。
本体
PS3の本体は、乾いた柔らかい布で掃除しましょう。
表面を優しくふき取ってください。

細かい部分には綿棒を使い、ホコリやゴミをそっと取り除きましょう。
通気口(通風孔)
通気口(通風孔)にホコリやゴミを溜めてしまうと、熱暴走や故障を招きかねません。
掃除機(ハンディクリーナー)で吸い取ってしまいましょう。

ホコリやゴミが内部に入り込んでしまわないよう注意してください。
コントローラー
手で直接触れるコントローラーは、手垢や汚れが付着しやすい部分です。
表面は乾いた柔らかい布で拭きとりましょう。

使用頻度の高いアナログスティックは、プレイ中に削れてしまいがちです。
アナログスティックの削りカスも綿棒で取り除きましょう。
十字キーの溝にも綿棒を使用できます。

強制排出モード
PS3に備わる「強制排出モード」について紹介します。
強制排出モードは、初期型(初期モデル)と中期型(薄型モデル)に備わっている機能です。後期型PS3では使うことができません。

強制排出モードは、ファンを全開で回転させることで、内部に溜まったホコリを排出できます。
ただし、本来掃除を行うためのモードではありません。詰まって取り出せなくなったディスクを強制的に排出させる機能です。
実行する際は、自己責任と認識したうえで行ってください。
初期型 CECH-H00/L00/Q00シリーズ
- (ある場合)ディスクを取り出す
- PS3を操作し、電源を切る
- 電源ランプが赤色に点灯している状態で、本体背面の主電源スイッチを切る
- イジェクトボタンを押しながら、主電源スイッチを押して電源を入れる
- 高速回転しはじめるファンが停止するまで待つ
- ファンが完全停止したら終了。排出されたホコリを掃除機で吸う
中期型 CECH-2000/3000シリーズ(薄型・Slimモデル)
- (ある場合)ディスクを取り出す
- PS3を操作し、電源を切る
- 電源ランプが赤色に点灯している状態で、電源プラグを抜く
- イジェクトボタンを押しながら、電源プラグを挿す
- 高速回転しはじめるファンが停止するまで待つ
- ファンが完全停止したら終了。排出されたホコリを掃除機で吸う
注意! PS3のオススメできないクリーニング方法
PS3の分解掃除はオススメできません。
ユーザーによる分解や修理の形跡が確認されたソニー製品は、保証対象外になる可能性があります。
ただし、PlayStation3や周辺機器のアフターサービスそのものは、2022年4月30日に終了しています。
また、PS3は精密機器のため、分解してしまうと自分で戻せなくなるかもしれません。
どうしても分解掃除を行いたいときは、自己責任と認識したうえで作業しましょう。
まとめ:PS3のクリーニングに挑戦しよう!

ご自宅でそのままになっているPS3がある方は、クリーニングに挑戦してみましょう。
綺麗に掃除できれば、久々に電源を入れてもスムーズに起動できるでしょう。
もし「もう遊ばないな」と思っていてもお手入れをオススメします。
古いゲーム機でも、なるべく高額で買い取ってもらいたいですよね。
傷や汚れ・ホコリをなるべく取り除くことで、売却時の減額を少しでも防げるでしょう。